【ほんタメ】2023/12/02 最近読んだ本6選

最近読んだ本を6冊紹介 video up:2023/12/02

今回は、最近読んだ本12月の紹介です。

まず、あかりん1冊目はこちら
宮澤伊織 著
ウは宇宙ヤバイのウ!〔新版〕

ポイントとあらすじ

主人公は久遠空々梨ちゃんというJKの女の子。ある日学校から帰る途中で巨大隕石が落ちてくる。そして人類が滅亡して一回終わる。次に目覚めたのは隕石落下の三日前。そこで従姉妹の非数値无香ちゃんから「あなたは宇宙の諜報組織のエージェントだったんだけど記憶を失ってJKになっている」と知らされる。隕石が直撃するのを止めるよう言われ、どうにか人類を助けようとするというお話。

続きまして、あかりんの2冊目はこちら

◾️波 2023年10月号

ポイント

新潮社が発刊している。書評、短編小説、コラム、エッセイなどが載っている。
10月号と11月号にはあかりんが本を紹介しているので知っている方は見てみてください。
新潮社さんのHPで定期購読できます。

続いてはあかりんの、3冊目はこちら
武田 綾乃著
可哀想な蠅

ポイント

武田綾乃さんはさわやかな青春ものの小説のイメージですが、時々ブラックな感じの小説も書いていて、これはブラックの方の武田さんです。表題作は、主人公の大学生の女の子、公園で捨てられた猫が入っている段ボールを蹴り続けているサラリーマンを見かけ、動画を撮りTwitterにあげてしまった。するとその動画が大バズりし、匿名アカウントから執拗なメッセージが届くようになる。「お前はそれを見過ごしていた」「本当にその箱に猫は入っていたのか?」「そのサラリーマンは冤罪で可哀想」など。しかしインターネット上で攻撃的な言葉を使う人は孤独で自分が弱いってわかっているから強い言葉を使う可哀想な人だと思っている主人公はそれをブロックせずに眺め続けていた。そのうち、主人公のアカウントを掘り起こして過去の出来事をつつかれたりとエスカレートしていく。というお話。
表紙はパリッとした可愛らしい表紙ですが、よく見ると食虫植物が描かれており、内容も人間のちょっと嫌なところを描いている短編集。

続いてはたくみさんの、1冊目はこちら
三日市零 著、慧子 イラスト
復讐は合法的に

ポイントとあらすじ

表向きは普通の法律探偵事務所。裏メニューとして合法的な復讐を請け負っている。メンバーは所長と秘書の小学2年生の女の子。合法OK,倫理❌の復讐短編集。
キャラクターが魅力的なので、続編を望んでいる人も多い。そのほか漫画化、映画化、ドラマ化も望まれている。

たくみさんの、2冊目はこちら
頭木弘樹 (著), NHK〈ラジオ深夜便〉制作班 (著), 根田知世己 (著), 川野一宇 (著)
絶望名言

ポイント

NHKのラジオの人気コーナーをそのまま本人したもの。コンセプトは辛い時や落ち込んだ時に明るい名言、前向きな名言を見たいとは思わない。ということで絶望している著名人カフカ、ドストエフスキー、太宰治などなど。

たくみさんの3冊目はこちら
常春 (著), 無策師 (著), 矢野了平 (著)
クソナゾ

ポイント

謎解き本は答えを考えて、それがわかってスッキリしたり楽しんだりするが、この本は答えがわかると「はぁ?」とムカついてしまう。それに全力をかけた技術が盛り込まれている。なんとなく笑って元気になる本。

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