【ほんタメ】2023/11/4 現実逃避したい時に読む本3選 

【ほんタメ】現実逃避したい時に読む本3選 video up:2023/11/4

あかりんの現実逃避したい時に読みたい本3選です。

まず、1冊目はこちら
坂本司著
ホテルジューシー

ポイント&内容

現実逃避したい時は、主人公が普段行かない、いけないところに行く話がいいと思い選んだ一冊。夏休みに那覇のゲストハウスでバイトをすることになった主人公。少し不思議なゲストハウスで、オーナーは昼と夜で性格が違う。昼は頼りないくらいののんびり、夜は頭が切れて頼れる存在となる。バイト先で起こるゲストハウスでの日常の謎を解決していくお話。主人公がなれない土地で初めての人とたちと出会いながら、仕事をこなし、人との出会いのおかげで成長していく頑張る様子に励まされる作品。

続きまして、2冊目はこちら

桜庭一樹著
じごくゆきっ

ポイント&内容

短編集の表題作。逃避行のゾクゾクするお話。主人公は高校一年生の女の子。副担任の愛玩動物のような可愛いといわれる「由美子ちゃん先生」に学校の外で会った時に「どこかへ行きましょ」と誘われそのまま駆け落ちする。行き先もわからず逃げつつ、先生が用意してくれたフリフリのpinkhouseのお洋服を着て、退屈な放課後から二人は逃げる。

続いて、3冊目は

エイミー・ベンダー 著, 管 啓次郎 翻訳
燃えるスカートの女

ポイント&内容

短編集。大人の人が読むおとぎ話集。現実逃避するならファンタジーということでこの一冊。一番初めの「思い出す人」について。女性が主人公。素敵な恋人と暮らしている中、ある日目覚めると恋人が猿になっている。でもこれは私の恋人だとわかる彼女。その後もどんどん逆進化していってしまう。お魚みたいなものになってしまう。正直もう一緒にいられないなと彼女も悩んでしまう。なぜそうなったのかもわからない中で、そうなってしまった女性の感情とか、ちょっとした切なさとか、それでも恋人を愛することとか、そういうことを読みながら想像して不思議な物語の中に入り込むことで、現実逃避することができる。

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